錆との闘い

カテゴリー │自動車整備アクティ、バモス


バモスターボ とアクティの4WDのATに限っては他のアクティ、バモスとはエンジンのレイアウトが違って錆が発生しやすくメンテナンスが面倒です。

従来の横置き3気筒のエンジンが無理やり縦にマウントされ、エンジンオイルの交換も他と違って荷台の荷物を降ろさないと出来ない事もあり出来る限り販売しない様に心掛けて参りました。
仕事の荷物満載のお客さんがアポ無しでオイル交換に訪れると荷物を下ろす時間の方が作業時間より長いという双方にメリットが無い事態を避ける為です。


その他、排気管がリアタイヤの前にあって巻き上げた水しぶきがチンチンに熱せられたそれら部品を錆びさせるのです。

今回の車両は雪国育ちなので融雪剤の影響が酷すぎる。
普通排気管には遮熱版といって火事などを予防する目的で鉄板に覆われているはずなのにそれらが朽ちてほぼ喪失。

これは例外的に販売した浜松育ちのバモスターボで多少の錆はあるが遮熱版はしっかりしている。

今回の車両はスクラップにする可能性もあるのでまだ部品発注はせずに先行して分解だけしてみます。


チョット苦労したがタービンその他は外せた。
前オーナーからはターボが壊れたという情報はもらっていたのでタービン交換だけで直ると皮算用。


タービンへのオイル通路が塞がっている。


羽根も動きが悪いので間違いないです。


サクッとタービン交換のみで行こうか?と思ったがエキマニ取り付けのネジがひどい有様。

ついついこれに手を出してしまったので後に引けず、


つづく


(それにしても融雪剤って最近撒き放題なのか?)


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